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第12回 日本語教育シンポジウムを開催しました
2019-10-22

20191020日(日曜日)、モンゴル・日本人材開発センターにて「第12 日本語教育シンポジウム」を開催し、モンゴル中から約90人の先生方にご参加いただきました。

シンポジウムの冒頭、モンゴル日本語教師会のバトジャルガル会長から主催者挨拶が、三本 智哉 国際交流基金日本語専門家より開会の挨拶、そして林 伸一郎 在モンゴル日本国大使館参事官より来賓の挨拶を賜りました。

今回のシンポジウムは、日本大学大学院 総合社会情報研究科教授の島田めぐみ先生をお迎えし、前半は「日本語教育と研究の繋がり -統計分析を例に-」と題して基調講演を、後半は実際にエクセルファイルを使って、平均値、標準偏差、相関、客観テストの正答率、識別力、主観テストの一致度(相関)の計算のワークショップを行いました。島田先生には、内容をかみ砕いて、丁寧にご説明いただきましたので、参加者の皆さんの理解も進んでいたように思います。

参加してくださった方々からは、「今日、習ったことをわすれないために、テスト実施ごとに自分の手を動かして分析していきたい」、「早速、EJUの結果をためしてみたい」などの声が聞かれました。

シンポジウムの間、そしてシンポジウム後は、参加された先生の間で近況報告や情報交換などが行われ、終始、明るい雰囲気に包まれていました。今日のシンポジウム・ワークショップで得た情報や知識が、先生方の業務に活かされることを願っています。