図書・交流課
“絶望は私を鍛え、   希望は私を私を動かす“
2012-12-15
 書名:“絶望は私を鍛え、
       希望は私を私を動かす“
ジャンル:自叙伝
著者:バク クネ氏
翻訳者:J.バトトル、G.エルデネチメグ
出版社:NEPKO 
出版年:2013年
ページ数:296
サイズ:205*145

 

    パククネ(61歳)は2012年12月19日に行われた韓国大統領選挙に政権与党から立候補し、51.6%得票し韓国の第18氏大統領歴史上初めての女性大統領として選ばれた。
朴氏は1960~70年代に「漢江(ハンガン)の奇跡」といわれる高度成長を導いた朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の長女である。本書では、幼い頃の様子をはじめ、両親、人生について、また戦後の困難な時期にあった貧しい国を回復するために働いていた父親の政治的思考、両親を失った悲惨な状況、政治界へのキャリアを積み始めた頃など2007年の6月までの記億や思い綴られている。さらに、著者は本の終わりに、将来へ向かって、政治家として国のために精一杯力を尽くすことを約束し、「これは私の過去、現在、未来への約束である」と記している。