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ディーゼルバスから出る排気ガスを43.8トン減らすことができる
2018-09-29
道路交通省、ウランバートル市長室及び日本国際協力機構の資金提供により「ウランバートルの都市条件に適応した排気ガスのフィルターを追加装備したことで、ディーゼルバスから出る排気ガスを低減するプロジェクト」の進捗状況の確認が「乗客交通局」にて行われた。
プロジェクトのコモリマサノリリーダー、公共交通機関の管理者、エンジニアや技術者が活動に参加し、ディーゼルエンジンの排気ガスのフィルターについて情報を共有し、プロジェクト実験、研究活動とフィルターの清掃工場を視察した。モンゴルで使用している硫黄が多く含まれたディーゼル燃料に使用できるフィルターを今年の7月から8月にかけて、公共交通事業を行う「乗客交通機関」、「乗客交通三機関」、「スタイン・ブヤント」株式会社のバス24台に設置し実験を行ったところ、排気ガスが97%まで減少した。フィルターの汚れをバスの中に設置したモニターで監視し、汚れたフィルターを特別な専用の電気コンロに入れて高温で燃やして掃除し、フィルターから出てきた排気ガスの固まりの重量を測って見たところ、一台のバスから平均して一日175グラム黒い煙を放出していた。1カ月の測定で上記24台バスから放出する。排気ガスの66.4キロ放出を防止した。上記計算では、ウランバートル市公共交通用すべての大型バスにフィルターを設置すれば排気ガスの年間放出が43.8トン減少できるという計算を首都都市交通機関が報告した。
出典:http://montsame.mn/mn/read/165604