МЭДЭЭЛЭЛ
モンゴル国土面積の80%が砂漠化傾向
2016-09-22
     過放牧、気候変動などが原因で、モンゴル国土面積の80%は砂漠化したという調査報告が出された。モンゴルの総面積の71%は放牧地である。近年では、家畜数が増加傾向にある。昨年の春出生した家畜を加算すると、現在モンゴルの家畜数は約7000万頭である。家畜の増加は遊牧民にとって生活に利益をもたらすものだが、過放牧、水資源の枯渇、砂漠化などの理由にもなっている。

      これらの問題について、食糧・農業・軽工業省、モンゴル牧草地管理協会、その他の関連団体などが「牧草地管理改善対策」について討議した。放牧地の保護、復元などを政府が管理し、支援すべきと会合の参加者は提唱した。
      牧草とその他関連法を整備するのは政府の必須事項となる。さらに、遊牧民が放牧地を保護するため、また家畜数を減らし、家畜の質を高めるため、同じ放牧地を続けて使用するのではなく、場所を定期的に変える体制を整えるべきであると参加者は強調した。

出典:「Unuudur sonin」 2016年9月19日、215号(5908)
文責:総務課