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モンゴル週報
2016-06-14
ASEM財務相会合が開催
 2016年7月にモンゴルでアジア欧州会合(ASEM)首脳会合が開催される。それに先立ち、ウランバートル市で9つの会議が開催されることになっている。一番最初の会議は、今年4月に開催された第 9 回アジア欧州議員交流会議からスタートした。同会議に32 ヶ国の約 170 名の国会議員等 関係者が参加している。第2番の会議として、ASEM財務相会合が、「成長のためのアジア欧州のパートナーシップ」という統一テーマで開かれ、日本、エストニア、マルタの財務大臣、ロシア、韓国、インドネシア、タイ、スロバキア、ラオス、フィリピンなどの国の財務副大臣等、43 ヶ国の約 210名の関係者が参加した。二日間、開催された同会合で「アジア欧州のマクロ経済の発展と可能性」、「世界・地域レベルでの財政安定性の維持」、「アジア・欧州両地域の協力関係」というサブテーマで加盟国の財務大臣と国際金融機関の報告と議論が行われた。
  出典:日刊紙「Udriin sonin、137号(5402)」2016年6月10日


(補足)

同記事「ASEM財務大臣会合」に関連して、麻生副首相兼財務大臣夫人の麻生千賀子様が6月10日に、モンゴル日本センターを訪問されました。ダワードルジ所長によるセンター活動紹介のあと、開催中の日本語コースを視察され、センター図書室に日本の絵本・漫画を寄付していただきました。また、同訪問に際しては、在モンゴル日本国大使館・清水大使夫人も同行されました。


(口コミ情報)

 ASEM首脳会合は、7月1516日に開催されます。それに合わせてウランバートル市中心部の40ヶ所のホテル(チンギスハーン、シャングリラ、プマなど)が特別区域に指定されており、この区域での交通止めが予定されています。住民登録されていない人は、これらの区域に自由に出入できないようになっています。

 また、首脳会合開催中、特別区域周辺のオフィスビルなどで窓を開けるのを控えるように警察庁から関係機関に指示しています。
 なお、首脳会合期間中、スーパー、デパートなどは通常通り営業します。

(文責:総務課)